2016年5月からの4度目のスペイン・バレンシア出張。
今回の出張の初回はこちら。



ようやく王宮(Palacio Real de Madrid)のにつきました。

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さあ、中へ!
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その前にはチケットを買わなければ。Visitor without ticketなので、長い列の方に並びます。

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後ろを振り向くと、アルムデナ大聖堂が見えます。

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王宮の柵。チケット売り場にかなり近づいてきました。

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王宮(Palacio Real de Madrid)です。
ここは、アルメリア広場(Plaza de la Armería)です。
ここで後ろを振り向くと、

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アルムデナ大聖堂(Catedral de Santa María la Real de la Almudena)が正面に見えます。

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ここは、スペイン王の王宮ですが、国王たちは住んでいません。こちらに住まわれていたのは、あの爆弾テロに合われたアルフォンソ13世までです。イギリスのエリザベス女王はバッキンガム宮殿にお住まいですが。国王たちは郊外のサルスエラ宮殿にいらっしゃるらしい。こちらはスペイン政府の所有で国の行事に使用されているそうです。
おかげで我々も内部を見学することが出来ます。

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王宮の西は崖になっており、そこには20ヘクタールの庭園、カンポ・デル・モーロ庭園(Campo del Moro)が広がり、さらにその先には、カサ・デ・カンポ(Casa de Campo)という1,700ヘクタールの巨大な公園がつながっています。カサ・デ・カンポはもともと王室の御狩場だったそうです。都市のこんな近くにこのサイズの森が広がっているのは、すごい。

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北西の方角を見ています。ちょうどカンポ・デル・モーロ庭園とカサ・デ・カンポの境目あたりに建物が見えます。丸屋根の塔のある建物は、Príncipe Pío駅です。あとでそこまで歩きます。

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さて、いよいよ王宮の中へ入って行きます。
この王宮を建設したのは、国王フェリペ5世です。彼はブルボン王朝第一代国王で、フランス・ベルサイユ宮殿で生まれ育った人物です。なるほど、言われてみればそんな感じがします。

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ちょっと中心線からずれてしましましたが、正面ファサードです。

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さらに近くから見上げてみました。

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入って最初に現れるのはこの大階段。王宮の玄関口です。
イタリアの建築家フランチェスコ・サバティーニの設計です。大理石の階段は70段あるそうです。

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頭上を見上げると、巨大な天井画が見えてきました。
これだと上下が逆ですね。

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回転させました。
イタリア人画家、コッラード・ジアキント(Corrado Giaquinto)によるフレスコ画です。
スペインによって保護される宗教だそうです。

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明り取りの丸窓と周囲の壁画も素晴らし。

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ライオンがにらんでいます。ライオンは2頭いて、片方はフェリペ・デ・カストロ、もう一頭はロベルト・ミゲルとのこと。どちらも存じ上げませんが、彫刻家の名前ですよね。

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これはどなたでしょう?カルロス4世かな。

王宮はこの先撮影禁止です。これからが良いところなんですが、直接見に来いということでしょう。

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王宮中にはへ出てきました。
正面のドームは、礼拝堂(Capilla Real de Madrid)ですね。

王宮を出ました。
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もう一度正面のアルムデナ大聖堂(Catedral de Santa María la Real de la Almudena)に行ってみます。

時間は正午。
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鐘がぐぁんぐぁん鳴っています。ちょうど鐘が横を向いています。

王宮の東側にある広場、オリエンテ広場 (Plaza de Oriente)に来ました。
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王宮の東だからオリエンテです。
この像は、フェリペ4世騎馬像ですね。どうもこのフェリペ4世はあまり良いイメージがありません。暴君ではないと思うのですが、ちょっと思慮に欠けるというか王妃に舐められているというか。
この像は、「マヨール広場のパパ(フェリペ3世)よりかっこいい像が欲しい!」と作らせたとか。
モデルはともかく、この騎馬像は傑作とされています。2本足で立ち上がった騎馬像はこれが世界初だとか。絶妙なバランス。

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王宮の北東の角に来ました。下に見えるのはサバティニ庭園(Jardines de Sabatini)です。
盛んに名前の出てきたサバティニですが、彼が設計した庭園というわけではありません。庭園が出来る前にここにサバティニが作った王室厩舎があったため、それにちなんでサバティニ庭園となりました。

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少し北に歩いた場所から見た、サバティニ庭園です。王宮の北西の端がすこし見切れています。
この位置からでは庭園を見渡すことはできませんが、中央に長方形の池を配した、左右対称なフランス式庭園であることがわかります。

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さらに北へ進みます。
この真下をクエスタ・デ・サン・ビセンテ通り(Cuesta de San Vicente)が横切っています。そして目の前の木立の向こう側がスペイン広場(Plaza de España)です。前日にセルバンテス達にあいさつしました。

なので、階段を降りてクエスタ・デ・サン・ビセンテ通りを南下します。
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クエスタ・デ・サン・ビセンテ通りは途中で西に進路を変えます。
左に見える街路樹のさらに左は、カンポ・デル・モロ(Campo del Moro)が広がります。
そして正面に見える白い建物は、サン・ビセンテ門(Puerta de San Vicente)です。その奥に広がる緑は、カサ・デ・カンポ(Casa de Campo)になります。
サン・ビセンテ門の名前は、現在の前の門にサン・ビセンテの彫像が飾られていることに由来するようです。現在の門の設計は、サバティーニです。

クエスタ・デ・サン・ビセンテ通りをさらに進みます。
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右手に見えてきた建物には、Estacion del Norteと書いてあります。マドリード北駅です。この駅舎の向こう側に端頭式ホームが写真奥に向かって伸びています。
この駅は、1882年から1993年まで、マドリードと地方を結ぶ路線の主要な鉄道駅の一つとして利用されました。

今は、ショッピングセンター、そして近郊電車セルカニアスと地下鉄の接続駅として利用されています。

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先ほどの駅舎の左側、端頭式ホームの横に接する形で現在の駅舎が建っています。
現在の駅名は、プリンシペ・ピオ(Príncipe Pío)です。どなたでしょう?フェリペ5世のために戦ったイタリア貴族、ピオ王子のことのようです。

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プリンシペ・ピオ駅の内部。モダンな作りですが、鉄骨製の屋根はもとの北駅の物のようです。

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セルカニアスでアトーチャ(Atocha)に向かいます。この電車は5両編成が2編成つながっているようなので、465系ですかね。

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車内はこんな感じです。近郊通勤電車です。

今回の散歩経路はこんな感じです。



次回は、アランフェス。