2017年1月、五度目のスペイン、バレンシア出張です。



いつものように、いつものLX161でチューリッヒ経由です。飽きました。


チューリッヒーバレンシアは、Star Alliance塗装です。A320かな。A321じゃなかったと思いますが、よく覚えていません。


今回は短期間なので、ウィークリーマンションではなく、いつものホテルです。
芸術科学都市が見える部屋でした。

今回は、フランスのお客さんを訪問します。トゥールーズ(Toulouse)です。
当然飛行機で移動すると思っていたのですが、直行便がありません。アムステルダム経由だそうです。乗り継ぎも良くないらしく、却下です。では、鉄道では？と思うのですが、まず、マドリードに出てピレネーを越えてトゥールーズに出る形になるので、それはそれで時間がかかります。


ということで、車で行くことになりました。そのために一応国際運転免許証を取得しておいたのですが、一緒に訪問するスペイン人の自家用車で向かうことになったので、運転はお任せします。保険がどうなっているのか、不安なんで。



8時間くらいかかります。



ピレネー山脈が近くなってきました。
1月のピレネーは、下手なところを行くと雪で大変なことになります。そのため、地中海側のあまり高度のない部分を越えていきます。
それでも目の前には、白い頂が見えています。ちょっと不安。でもまだバルセロナすら到達していません。先は長いです。



峠を越えました。フランスに入ります。ありがとうシェンゲン。検問も無く、あっという間に国境越えです。


無事ホテルに到着です。昼過ぎにバレンシアを出発して、九時前には着きました。ナイスドライブ、Rafa！

翌日のミーティングの後、お客さんが食事に連れて行ってくれました。

食事の前に、少し市内を歩きます。
これは、メス通りから見た、オーギュスタン美術館ですね。


前の写真を撮った場所で振り返った光景。エスキロール広場(Place Esquirol)。九時近いせいか、あまり人通りがありません。


ごちそうさまでした。


食事の後、もう少し街中を案内してもらいます。

レストランを出たあたりです。ちょっと一人では歩きたくないです。ここはどこでしょう？


ガロンヌ川にかかる、ヌフ橋(Pnt Neuf)です。新橋ですね。
川向こうに見える建物は、Musée de l'Histoire de la Médecineです。博物館ですが、もともとはトゥールーズで一番古い病院です。トゥールーズはサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の要衝です。過酷な巡礼の旅で、体調を崩した巡礼者をいやすための病院ですね。


左の建物は先ほどの博物館。正面のドームは、Dôme de la grave。ラ・グラーヴ病院です。
右に見えるのは、ポン・サン＝ピエール橋(Pnt Saint Pierre)です。暗くてわかりずらいですが、その奥にLe Bazacleというダムと、さらに奥のカタラン橋(Pont des Catalans)が写っています。
この付近は、ダム湖ですね。ポン・サン＝ピエール橋は橋脚が高く、スパンの長い新しい橋です。カタラン橋は、背が低くスパンが短いアーチが4つ連なっています。

翌日の午後には、バレンシアに向けて出発です。

これからスペインへの峠越えに入ります。ピレネーの一番南付近ですが、かなり高い山が連なっているのがわかります。


無事にバレンシアに帰ってきました。

今回はここまで。次回はパエリアを食べに出かけます。