2017年5月の写真です。

我が家の近くには、都電最後の生き残り、荒川線が走っています。
そんなにスピードは出していませんが、私の写真の腕とスマホのカメラではタイミングよく撮ることが出来ません。修業が足りない。

都電はかつて40路線も走っていましたが、現在はこの荒川線だけです。もともとは一つの路線ではなく、都電27系統(三ノ輪橋ー荒川車庫ー王子ー赤羽)都電32系統(荒川車庫ー王子ー早稲田)の2系統をまとめたものです。さらに昔を振り返ると、ともに王子電気軌道によって作られた路線でもあります。


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まず最初は、8800形8804号
8800形は2009年デビューの新型車両です。全部で10両います。車体カラーはローズレッド

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9000形9002号です。
9000形は2007年、2008年に2両だけ作られました。昭和初期の東京市電をイメージした、イベント利用を考えた車両です。9002号はブルーです。都電さくらトラム号だそうです。

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8800形8809号
荒川線はラッピング車両が多いですね。車体カラーはオレンジ

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8800形8801号
こちらは、武蔵野中学校高等学校版。車体カラーはローズレッド。8804号とかぶりました。

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9000形9001号が来ました。
こちらは都電バラ号。荒川線は桜も多いですが、やはりバラのイメージかな。沿線の方が手入れされていて、きれいに咲いています。車体カラーはエンジ

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7700形7703号です。
7700形は、現在の最新車両です。元は7000形でした。
7000形は1954年デビューです。当時は昔ながらの丸みのある黄色い車体で東京中を走っていました。
1974年に27・32系統が荒川線に統合される際、比較的新しい車両31両が荒川線にやって来ました。
その後、1978年には角ばった新しい車体に載せ替えています。
2015年になると新しい8900形がデビューし、7000形は引退することになりました。ところが、2016年に突然東京都は、「お金がない」と言い出し、8900形の増備を計画の半分の8両で中止し、その代わりに7000形に再再度の更新を施すことになりました。今度は、車体以外を全て新しくしました。
これでもうオリジナル部品は残っていない?型名も7700形に変更です。
この車両は、1956年製の7089号が1988年に新しい車体をもらい7031号に。そして2016年に7703号に生まれ変わっています。車体色はあお

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8900形8902号です。
本当はこの8900型が16両増備されるはずだったのですが、お金が。
車体カラーはオレンジ

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7700形7702号です。
1956年製の7082号が1988年に新しい車体をもらい7026号に。そして2016年に7703号です。
車体色はみどり

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8800型8804号です。車体カラーはローズレッド。またです。

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8900形8903号です。
車体カラーはブルーです。8900形のカクカクした顔、嫌いじゃありません。

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8800型8806号。
新色登場、バイオレッドです。

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7700形7708号
初登場のえんじです。

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7700形7704号です。
さっき見たような?と思ったら7703号でした。こちらもあおです。

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8500形8502号です。
今日初めての登場です。1990年デビューですね。7500形以来28年ぶりの新車でした。荒川線全車両をこれに統一する予定だったそうですが、やはりお金がないことに気が付いたようで、5両で打ち止めです。きっと「30両以上買うから安くして!」「ごめんやっぱり5両だけ。でも値段はそのままで」なんて話があったんだろうなぁ。

今となっては塗装が地味です。パールホワイトです。

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荒川車庫に来ました。
都電思い出広場に停まっているのは、5500形5501号です。週末は中に入ることが出来ます。中には都電の資料や鉄道雑誌のバックナンバーなどがあります。あ、運転席にはとあらんが。
5500形は、PCCカーですね。1930年代にアメリカで最新技術を盛り込んで開発された電車です。

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思い出広場にはもう一台、7500型7504号がいます。
7500形は1962年デビュー。ほとんど同級生ですね。7000形と似た車体への更新が行われましたが、この7504号はデビュー当時の車体のまま廃車ですね。

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車庫の周りをぐるっと回ると、こんな車両が停まっていました。
7000形7002号です。電源が入っています。「こいつ動くぞ!」
7700形への更新は行われず、2018年12月に廃車になりました。

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7002号の隣は、7000形7001号です。
塗色が昔の都電ですね。
7001号は、2017年4月30日で廃車になっています。この写真は2017年5月3日、廃車直後です。

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さらに7000形7022号もいます。
あおおびのヘッドマークがついています。2018年末に廃車そして解体されています。

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こんな車両も。6000形6086号です。
6000形は1947年デビューで、290両も製造された車両で、都電と言えば、という存在です。
この6086号は、1978年に廃車になり、国立市内で個人所有となっていたものです。解体寸前に荒川車庫に里帰り、2011年には江戸東京博物館での出張展示も行っています。「Always三丁目の夕日」かな。

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車庫の裏に回ってきました。
白い電車は、花100号です。元は7500形7510号です。7500形も7000形同様、車体更新を受けましたが、7000形よりも早く全廃となっています。唯一の例外が、花電車、花100形に改造された7510号です。

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最後は、荒川遊園にいた一球さんこと6152号です。6000形は前照灯が一球です。長らくイベント車両として利用されていました。